その会社って大丈夫?ポイント2 企業研究編
前回は、「目立たなくても素晴らしい企業はたくさんある」という話でしたが、今回は、「でも、やっぱり気を付けた方が良い企業もたくさんある」ということについて、お話しさせて頂きます!
書類選考編で、企業研究を行うにあたって様々な情報入手経路があることをお伝えさせて頂きました。そのなかで触れていなかったのですが、「その会社って大丈夫?」という観点で企業の情報を収集するときにバランスが良いのは、公的資料である「商業登記」だと思います。登記所に申請する手間や、取得に600円ほど費用がかかるため、例えば、応募企業を調べる際、「選考が最終フェーズにある中小企業」に絞るなどして、商業登記を入手するという手段はあります。
商業登記を見るポイントを下記の通り、まとめてみました。
・住所
まずは、どこに本社を構えているのか、を見ることです。選考場所が本社ではなく、別の場所で行い、結局、本社に行くことなく内定となることがあります。その際は、大手企業でない限りは、本社を自分の目で確かめておいた方が良いです。実際、選考は喫茶店のみで行われて、そのまま内定→入社することになったものの、いざ入社してみると、本店は個室のレンタルオフィスで、会社と呼べるような組織体ではなかった、というケースはありましたので、参考までに!
・住所変更
住所変更している場合も気にかけた方が良いです。もちろん、プラスの理由の場合もありますが、「会社規模の縮小による移転」や「何かから逃げるような頻繁な住所変更」などではないかは、留意した方が良いと思います。
・目的(事業内容)
目的(事業内容)の欄に、関係性のない事業がたくさん羅列してあった場合には、その理由を確認した方が良いです。将来的に事業を多角化することを視野に入れているのなら問題ないのですが、記載されている事業間のつながりがあまり無い場合には、良からぬ事態が起こることを見越して、いつでもジョブチェンジができるようリスクヘッジをしている可能性もあるためです。
ちょっと長くなりましたので、続きは次回お伝えします。後ろ向きな話ではあるのですが、結構見落とされるテーマではあるので、是非、参考にしていただければ!
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※就活の対策について、他の記事でも紹介していますので、ぜひご参照ください!
今後も、自己分析→企業研究→書類選考→適性検査→グループディスカッション→面接という流れで、ノウハウをお伝えしていきたいと思っています!